ソウル国際マラソンは5回目の参加となりますが、今年は過去参加の中で最も良いコンディションとなりました。 当日スタート時の気温は8℃位でしたが陽射しも出てきて、整列している間も例年の様な寒さはありませんでした。 日本事務局エントリーの選手は目標タイム・実績に関わらず全てエリートグループ次のAグループからのスタート になります。 Aグループに入る韓国人ランナーは2時間50分〜3時間30分を目標とするランナーとなります。 ツアーでは3時間30分以上で走る方へは後方に整列する様にご案内しておりますが、毎年前方で並ぶ日本人の ファンランナーを多くお見かけします。 8時5分のスタート時刻より今年も若干遅れてスタート。 先々週参加したヨロンマラソンで相変わらず完治しない 膝痛が再び出てしまい、今回もスタートからやや痛みを感じながらのレースとなりました。 目標設定は3時間20分としましたがハーフ以降の膝の状態によっては後半上げてもう少し早くフィニッシュできれば と思っておりました。 スタート後まもなく緩やかな下りとなりますが相変わらず韓国人ランナーは猛ダッシュで 南大門のVターンまで駆け下ります。 私は大外からその様子を見ながらゆっくりと下ります。 初めての方には一番注意するポイントとしてご案内しておりますが、毎年ツアーご参加者の多くは周囲のペースに 連られてオーバーペースとなってしまいます。 南大門を過ぎ平坦なコースでオーバーペースに気が付いても混雑 しており、後方からはビッシリと選手が詰まって追いかけてきますので、なかなかペースを落とすのが難しい状況に なります。 予定よりも若干早めに10kmを通過(45分53秒)してしまいましたが、その後は少しづつ修正して走ります。 17km過ぎの地点でツアーご参加の応援のみなさんから声援をいただき、郊外へ向かう大通りの鐘路へ入りました。 片側4車線のコースは混雑もなくリラックスして走ることができます。 抑えて走ったつもりでしたがハーフの通過は 予定より早めの1時間38分16秒。 例年にはないべストな気象条件で自然にペースが上がってしまったのかもしれ ません。アップダウンはなくフィニッシュまで膝がもてばと思いましたが25km前後から左が痛み始め、その後右膝も 痛みだし我慢しながらのペース維持となりました。 30km過ぎには痛みにも慣れてきてイーブンペースを維持するも、終盤のポイントであるチャムシル大橋の下り (36km)でスピードを上げられず今ひとつペースアップができません。 38km付近からの1km程は道路工事で敷かれた鉄板の上を走ることになり、レース後の膝の状態を考えてペースを 落とし暫く我慢… ラスト2kmからは少しペースアップができ、そのままフィニッシュ会場の競技場へ。 競技場内のトラックでは暖かい陽射しを受けながらとても気持ち良くフィニッシュができました。 記録は3時間18分55秒(NET)。 後半2分半程のペース落ちとなりましたが現時点の状態を考えればまあ良しの結果だと思います。
今年のソウル国際マラソンツアーは関東・中部・関西・九州からご参加いただき20名様弱で実施となりました。 仁川空港で各地からご参加の方が合流し、ツアーバスでフィニッシュ会場(オリンピック競技場)とコースの下見へ 出発いたしました。 毎日微妙に変わる天気予報にはご参加のみなさんも気にされてる様子でしたが、到着の 土曜日は晴れて最高16℃まで上がる陽気となりました。 オリンピック陸上競技場のトラックにはフィニッシュゲートも完成しており、明日のフィニッシュシーンを想像されて いたことと思います。 フィニッシュ会場の下見を終えてコースを逆ルートでたどりながら確認していただきました。 バスでは走る添乗員からコース攻略のポイントをはじめ、韓国人ランナーの特性やエイドステーションの内容など 詳しく説明させていただきました。 ホテルに到着・チェックインした後、ご希望のみなさんで地元の方に人気の食堂へ行き夕食をとりました。 とにかく冷たい雨だけは降らないことをみなさんで祈りつつ早めに就寝となりました。 大会当日は前日より若干気温は下がりましたが晴れて最高のコンディション。 昨年の低い気温・雨とは大違い です。今年ご参加された方は本当にラッキーでした。 ホテルはスタート会場まで徒歩3分程の好立地ですので荷物を預けた後に部屋へ戻ることも可能です。 トイレ 渋滞の心配もありませんので毎年ご好評いただいております。 スタート前の集合記念写真の後、荷物を預けて解散・各自アップをして整列、スタートをいたしました。 レース中はほとんど風もなく気温は12℃までしか上がりませんでしたが、終始晴れていたため寒さは全く感じる ことはなかったでしょう。 今回ツアーご参加の中で圧倒的な早さでフィニッシュされた方にはかなりお待たせしてしまいましたが、競技場スタ ンド内の集合場所でみなさんのフィニッシュを待ちました。 途中体調不良になられた1名様を除き、初フル挑戦の 方も含めみなさん元気にフィニッシュいたしました。 記録の出やすいコースのとおり、自己ベストを更新された方が 3名様もいて私も嬉しくなりました。 夜はお待ちかねのツアー交流夕食会で本場の美味しい骨付きカルビや石焼ビビンバを食べながらマラソン談義で 盛り上がりました。 夕食後はご希望者のみなさんで日本や世界各地でも人気のNANTAを見たり、明洞へ繰り出し たりと、マラソン以外でもみなさんソウルを楽しまれました。 月曜日は午後の出発まで各自フリータイムとなりますのでショッピングや観光を楽しまれた後、延泊の方を除き 夕刻のフライトにて各地へご出発されました。 ソウル国際マラソンツアーは短い3日間となりますが、気軽に参加できるとてもおすすめのツアーです。 もちろん今回の様に延泊手配も可能ですし、観光重視の応援参加ご同伴も大歓迎です。 ベスト更新を狙いたい方、海外マラソンデビューをご検討の方、韓流ブームにはまっているご家族をお持ちの選手 の方、皆さまのご参加をお待ちいたしております。