ホーム ツアーリスト 走る添乗員® バンクーバーマラソンツアー資料請求フォーム
バンクーバーマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2012年5月6日(日) 大会開催 (晴れ時々曇り・最高14℃/最低5℃)
■走る添乗員® 参加種目:フル
■記録:3時間14分58秒

今年の大会はフル・ハーフの2種目となり参加人数の制限(定員設定)やコースの大幅な変更がありました。
コース図を見たときには昨年まで距離調整のため多数あったコーナーが大幅に減り走りやすい印象はありましたが、
前半にある高低差の大きいアップダウンの走り方がレースプランに大きく影響しそうです。
パリマラソンから中3週でのレースでしたので疲労感はほとんどなく膝の痛みも気になる程ではありませんでした。 
毎年春先は参加レースが多いためレース〜調整〜レース〜調整の繰り返しとなり十分な練習ができない時期でも
ありますがいつも通りと言えばいつも通り。(実際はレースが42kmペース練習となることが多い)
毎年参加する大会であればコースも良くわかっているため大きなアクシデントがない限りほぼ目標タイムで走れますが、
今回の新しいコースはタフなレースとなりそうです。 前半抑えて後半上げる走り方が良い気もしますが2回ある長い
下り坂でどの程度ダメージを受けるか予測できません。 色々な展開を考えましたが前走の良いイメージをそのままに
4
30/kmペースで走ってみることにしました。 目標は3時間10分ですが予想タイムは3時間15分。
ハーフ同様に若干予定時刻を過ぎて先ずはエリートを含む第1コーラルよりスタートとなりました。
その後は5分のインターバルを置いて第5コーラルまで順次スタート。 約5,000名の選手を5つのコーラルに分けて
ウェーブスタートとなりますのでスムーズに走り出すことができました。
4
kmまでに坂を2回上った後は3km程の距離80mを一気に下ります。 更に8km程から60m1.5kmかけてひたすら
登り続けます。 ペースがつかみにくい中、序盤で体力を消耗しない様に急激な登りでは心拍数が上がらない様に
かなり抑えて走りました。 後方からはローカルのランナーがゼーハー言いながらまるで坂の頂上がフィニッシュかと
思える位のスピードで沢山の選手が抜いていきます。 
その後も小刻みなアップダウンを繰り返し、ハーフ前にもかかわらず早くも脚が重く感じ始めました。
一番の難所になると見ていた18kmからの長い下り坂(2km程で80m)はオーバーペースにならぬ様、またブレーキを
かけ過ぎない様に何とか0m地点まで降りてきます。 
アップダウンに加え固い路面で脚の感覚はすでに30km以上走った様な重さです。
ハーフ通過は1時間3545秒でしたが余裕はなく何とかペースを守って走ってきたという感じで後半が不安…
その後もアップダンが4回続きペースは落ちていきます。 レース後に振り返ればハーフから26km辺りまでが一番きつ
かったかもしれません。 何とか辛い区間を我慢して少しずつペースを戻し、いよいよ29km手前2つ目の難所となる
バラードブリッジの登り坂を迎えます。 ここでも無理に心拍数を上げず淡々と頂上を目指してがんばります。
晴れてとても眺めが良かったであろう景色を見る余裕もなく何とか頂上に到着。 このままではズルズル記録が落ちる
一方となるため橋の下りを利用してペースを戻そうとがんばります。 橋を降りた30km付近では沿道の応援が一層増え
ビブにプリントされた自分のファーストネームもコールされ少し脚に力が戻ってきました。
31km
過ぎ美しいイングリッシュベイの遊歩道に入りると地元の家族連れに混ざってツーリストも真近で声援してくれます。
ペースダウンしているランナーを次々とパスしながらようやく本来のペースに近づいてきました。 遊歩道はそのまま
スタンレーパークに続き、目の前に広がるきれいな海を見てリラックスすることも忘れず走り続けて行くと32kmからは
完全に元のペースに戻り、先行くランナーが止まって見える程までに復活してきました。 いくつもの岬をまわりながら
今か今かとスタンレーパークの出口を目標にとにかくピッチを刻みます。 湾沿いのフラットな区間9kmは時計を殆ど
見ることなく集中して走れました。 いよいよ40kmを過ぎて公園の出口から市中心部へと向かうジョージアストリートへ
と入ります。ところがさすがに40kmを過ぎたところで脚が思うように前へ出なくなってきました。
公園出口から通りへ出るわずか50m程のゆるい上り坂でスピートダウン。 それでも何とか前のランナーを追いかけ、
41kmを過ぎて最後の緩く長い上り坂のペンダーストリートまで着きました。 30kmで確認したのを最後に時計を見て
おりませんでしたので全く完走タイムの予測のつかいない状態のまま沿道の声援に推されフィニッシュを目指します。
42kmを通過しバラードストリートの下りでほんのわずかなラストスパート。 再度左折してフィニッシュラインまでがん
ばるつもりが、予想以上にラインが手前にあり余韻に浸ることなくフィニッシュ。 フィニッシュ後に見た完走記録には
十分満足することができました。
前半の厳しいアップダウンはありましたが晴天でも気温は14程度しか上がらず、美しい景色で時折リラックスできた
ことが終盤の復活と粘りにつながったことと思います。

今年の大会はフルの制限時間を8時間にしたことによりローカルのジョガーが急増して予想以上に早い定員締切に
なってしまったことと推測します。 リザルトを見るとハーフまでの記録もない900名弱は未出走の可能性もあります。
しっかり練習をして大会に参加しようと思っていた日本人を始めとする海外選手が参加できなくなってしまったとすれば
大変残念なことです。 
タフではありますが沿道の応援も多く景色が楽しめるコースはとてもおすすめですが、来年の
大会へ向けて運営面で改善が必要と思われます。
来年は多くの日本人が参加したい、参加できる大会となる様に心より願っております。

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2012年バンクーバーマラソンツアーレポート
■日程:5/3(木)発 6日間
■発着地:東京・大阪

今年のバンクーバーマラソンツアーは和気藹々と少人数で実施いたしました。
出発日は関東地方が大雨の悪天候となり交通機関の心配もありましたがみなさんお早目にご集合いただきました。
今年もエアカナダの直行便利用となりますが、到着機材の遅れにより2時間30分の遅延となり、雨を心配されて早めに
空港へ到着された方には更に長い待ち時間となってしまいました。
20
30分頃、ようやくバンクーバーへ向けて成田を出発いたしました。
到着したバンクーバーもあいにくの雨。 先ずはレストランへ直行して予定より遅めのサーモンランチを美味しくいただき
ました。 昼食後、観光ポイントでもあるクィーンエリザベス公園のスタート場所を確認した後にコースの下見へ出発
いたしました。 事前にコース図で確認してはいましたが序盤の10kmまでに高低差80m程のアップダウンがありタフな
コースであることはもちろんですが走り方が難しいという印象です。
とても美しい緑の中、きれいに舗装された道路を走るのは気持ち良さそうですが18kmまで小刻みなアップダウンがあり
じわりじわりと体力を消耗していきそうです。 そしてコース最大の難所と言える18kmからの長い下り坂は高低差80m
以上を2km程で一気に駆け下ります。 下り切って0mとなった場所がハーフ地点となりますが前半頑張り過ぎると
その後再び続く小さなアップダウンもしくは28km過ぎのバラードブリッジの上りで足が止まってしまうかもしれません。
コースは下見しない方が良い結果が出ると言われる選手もいますが、今回のコースについては厳しい坂の印象が
しっかり記憶され序盤で決してオーバーペースとならない様に気持ちを抑えてくれるものと確信いたします。
コースの下見を時間の都合によりバラードブリッジを渡った所で終了とさせていただきEXPO会場となるカナダプレイスへ
向かいました。 コンベンションセンターに会場が変わりましたのでこの23年の仮設テントと比較すれば出展ブースは
増えた様に思われますがメジャーな国際大会に比べますとやはり見劣り感があります。
参加記念品のサッカニーのロングスリーブTシャツは気易く重宝しますが、他にスポンサーやサポート企業からのサン
プル品や記念品が全くなく少し寂しい気がします。
公式な発表がないので北米地区以外の選手がどの程度参加しているかはっきりわかりませんが、海外からの選手を
大勢歓迎して国際的な大会にするというよりかはローカルのジョガーやボストンを目指す一部のシリアスランナーなどを
ターゲットに運営開催されている印象を受けます。 会場が少し混み合っておりましたのでゼッケンだけ受取り、夕刻の
6時過ぎに宿泊先のハイアットリージェンシーに到着、チェックインとなりました。
2
日目は天気も少し回復して曇り時々晴れとなりフリータイムの1日をみなさん観光やショッピングで過ごされました。
3日目の土曜日は早朝にみなさんでゆっくりと調整ランを行いました。 コース終盤となる38km付近よりフィニッシュライン
までを実走して本番へ向けての良いイメージトレーニングもできました。
走り出して間もなく雨に降られましたが直ぐに小降りとなり朝食後出かける頃には晴れ間も見える程となりました。
晴れ間がずうっと続くという予報ではありませんでしたが明日もお天気はまずまず大丈夫そうです。
2年前までの大会では冷たい雨が印象のバンクーバーマラソンでした。 レース当日の天気が悪いと大会の印象も
マイナスイメージとなりがちですが、昨年に引き続き今年も気持ち良く走っていただければきっと日本人ランナーの
参加も少しずつ増えていくかもしれません。
土曜日の夜におにぎりのお弁当をお渡しして当日の集合時間を再確認。 みなさん早めの就寝となりました。
大会当日は見事に晴れて絶好のマラソン日和となりました。 今年よりスタート会場やタイムスケジュールが変わり
私達フルの1時間前にスタートするハーフの選手が1万人もいることから早めにホテルを出発いたしました。
会場までは渋滞もなくスムーズで予想外に早く到着。 ローカルの選手は地下鉄利用が殆どで切符購入に長蛇の列と
なっており、ハーフスタートの10分前でも駅から多くの選手が会場へ移動してきました。(8分程スタートが遅れました)
会場内のスタートラインと整列場所を確認した後は晴れてるもののまだ気温も低めでしたので開放されていたクィーン
エリザベスパーク内のフィットネスクラブで待機することとしました。
1時間程前にみなさんでアップとストレッチをして各自のスタート整列場所へ移動、そしていよいよスタート。
コースはかなりきつかったものの気持ち良い青空の下、景色を堪能してみなさん元気に完走となりました。
街中を走るマラソン大会の様に途切れない沿道の応援とはいきませんが、フィニッシュまでの十分な声援と美しい
景色にみなさん大満足。 夕刻からの交流夕食会では美味しいお酒とチャイニーズシーフードをいただきながらマラソン
の話題で大変盛り上がりました。
年代、走歴や練習方法などは違ってもマラソン完走という目標へ向けてがんばる気持ちはみなさん同じ。
マラソンツアーを通じて各地に走る仲間が増え、新しい情報を得たり発見したりすることでより一層走ることが楽しくなる
ことと思います。 一人参加で不安に思われる方がいるかもしれませんが、アットホームなハートフルマラソンツアー
ではみなさん直ぐにお友達となって楽しくご参加いただいております。
バンクーバーはきれいな景色だけなくお食事やショッピングも楽しめるので応援の方もきっと喜んでいただけると
思います。 ぜひ来年のGWはバンクーバーマラソンでお楽しみください。

■2012バンクーバーマラソンツアーフォトメモリー
到着後、湾沿いのレストランでサーモンランチ   昼食後にクィーンエリザベス公園で写真タイム  美しい木々とお花…とてもきれいな公園です
眺めの良い撮影ポイントで記念写真
急坂を下り切ったハーフ地点での景色       コース上のきれいな緑で気持ちをリラックス    コース下見後にEXPO会場のカナダプレイスへ
EXPO開場初日となるこの日は若干混雑気味   ゼッケンと参加記念Tシャツを受取りました    大会記念のウェアをはじめ販売ブースが出展
メインスポンサーのモントリオール銀行ブース   今年41回目となる大会で歴史があります     ペースランナーは3時間30分より5時間まで
土曜日早朝にみなさんで調整ラン          実際のコースを走って道幅や路面など確認   38km付近からの眺めでイメージトレーニング
トーテムポール前で記念写真
大会当日のスタート会場 地元選手はゆっくり  早朝まだ肌寒いが晴れて絶好のマラソン日和  公園内の施設が開放され暖かい場所で待機
スタートゲートをバックに記念写真
いよいよ午前8時にフルマラソンスタート!     フルは5,000名程のためほとんど混雑はなし   坂に負けずに元気に走ってきまーす
マイペースで楽しんできます             昨年の記録を更新するようにがんばります   目標タイムを目指してがんばってきます
タフなコースをみなさん見事完走! カンパ〜イ♪       メダルを持ってみなさんで完走の記念撮影
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
Copyright © Hertful Tours Inc. All Rights Reserved.