今年第20回目となる記念大会は天気に恵まれ良いコンディションとなりました。
例年雨に降られることが多いおきなわマラソンですが、週間予報は的中し一日曇りの天気となりました。
最高気温が18℃程で例年より寒いレースではありましたが、県外からの選手にとっては気温が上がるよりも走りやす
かったのではないかと思います。 開会式の後、午前9時に11,000名余りのフル参加の選手が総合運動公園前より
スタートいたしました。 片側2車線の道幅いっぱいに途切れることなく選手が通過していきます。
仮装ランナーも多く毎年沿道で応援する人達も楽しみにしている様です。
今年もゆるやかなスタート規制（スタート時刻までゼッケンの受取りが可能）により長い長い選手の波が去った後も一人
また一人と追いかけるように走り出していきます。 ゼッケンをウェアにつけながら慌てて走っていく選手、お友達同士で
にこやかにマイペースでスタートをしていく選手などもいて、こののんびり感はやはり沖縄ならでは…。
スタート時にはそれほどなかった風も序盤の山場を迎える頃には冷たい向かい風となり、前半で体力を消耗してしまった
選手も多かった様です。 前半の好不調を見極めるポイントは15km地点と言えるでしょう。
スタート後8kmあたりから続く7km程の登り坂をがんばりすぎてはいけません。 抑えて後半のアップダウンに入れれば
沿道の応援もより多くなり気持ちを切らさずにペースをつくっていけると思います。
タフなコースに加えて2か所ある関門を無事にクリアできればあとは終盤の下り坂を駆け抜けてフィニッシュとなります。
下り坂を駆け抜ける足が残っていればアップダウンの多いマラソン大会に適しているかもしれません。
フィニッシュ制限（最終関門）となる6時間15分後には競技場入口のシャッターが閉ざされます。
係員で作られた人垣の前でうなだれる選手を見るのは忍びないですが、最後の力を振り絞って強行突破するランナーも…
完走率79.6%の数字程に厳しいレースではありませんが、完走するには坂の対策は必須です。
タフなコースと沿道の応援にハマってリピートする県外参加者はとても多いです。
坂好きなランナーのみなさん、ぜひ一度お試しを。

今年も北は北海道から南は九州まで、また年代も幅広くご参加いただき楽しいツアーとなりました。
土曜日到着したみなさんは例年にない低い気温に「寒い！」の一言。
すっきりしない天気ではありますが当日も雨は降らず選手のみなさんは一安心の様子。
過去に会場到着後、大雨となったこともあるためリピーターの方は用意周到にカッパやポンチョを持参します。
6時過ぎに那覇のホテルを出発して会場には7時過ぎに到着となりました。　選手の方はゼッケンを受取りフィニッシュ
場所となる陸上競技場内のツアーテントでゆっくり準備をいたしました。
みなさんで集合記念撮影をして各自早めにスタート整列場所へ移動していただきました。
スタートをお見送りした後に応援の方と一緒にコース途中で選手みなさんを声援。　
序盤の厳しい上り坂を走ってきたみなさんではありますが元気に手を振っていただきました。
フィニッシュ会場に戻るとすでにトップ選手はフィニッシュをして、その後もランナーが続々と戻ってきます。
仮装ランナーの中には競技場に入りフィニッシュ手前でも応援のみなさんを楽しませてくれる強者もいます。
ツアーご参加の選手はみなさん全員が満足のいく結果とはなりませんでしたが、沿道の応援やアップダウンのある
きついコースもたっぷり楽しめた？様です。
会場からホテルへ2回送迎しておりますので早めに国際通りなどでお買い物を希望された方は第1便でお送りしました。
最終関門が近づく15時頃になると競技場で待つ応援の方も自然に力が入ってきます。
競技場のゲートをクリアした選手はみな苦しそうな表情ですがフィニッシュゲートへ向かって懸命の力走です。
このタフなコースを初フルで完走されたランナーはきっと自信になることでしょう。
ツアーバスで那覇のホテルに到着後、大浴場でゆっくり汗を流して一服していただきました。
夕刻からのハートフルマラソンツアー交流夕食会では、たくさん食べて飲んでマラソンの話で盛り上がりました。
今回もリピーターのみなさん以外にも男女問わず一人参加の方がいらっしゃいましたがアットホームなハートフル
マラソンツアーでラン友も多くできた様です。
今年参加されたみなさんとの再会を楽しみにしておりますので、ぜひまたおきなわマラソンにご参加ください。
そしておきなわマラソンの坂に挑戦してみたくなった方のご参加も心よりお待ちいたしております。