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ニューヨークシティマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2014年11月2日(日) 開催 (晴れ・強風・最高9℃/最低4℃)
■走る添乗員®参加種目:フル
■記録:3時間34分44秒
ニューヨークは世界から最も注目される大都市の一つ。
日本出発前に報じられたエボラ出血熱感染やイスラム国の動きなど開催に影響がないか気にかかっておりました。
昨年開催から会場内とコース上のセキュリティが厳しくなりましたが、今年も同等以上の体制であったかと思います。
スタッテン島のスタート会場入口に設置された金属探知機(空港に設置される様なもの)は初めてのことで、早めに
会場へ到着しておりましたが入場までには少し時間を要しました。
そして今回から長年続いたメインスポンサーが変わり運営面でも気になるところでしたが、概ね大きな変化はなく
例年通りの盛り上がりに各国の選手達は十分に楽しめたと思います。
但し大会当日は強風のため予定されていた選手待機テントやステージなどが設営できず、スタートまでの長い
時間が選手には辛く感じられたことでしょう。
今回は私自身記念すべきニューヨークシティマラソン10回目の完走となる年になるはずでしたが、2013年の
ハリケーンによる開催中止があったためレース出走は9回目。
今年9本目となるフルマラソンは例年以上に故障を抱えた参戦となり、無事に完走することが目標。
春過ぎから調子を落とし始め、9月のシドニーマラソンでは少し持ち直したものの回復にはまだ時間がかかる状態。
脚の状態を確かめながら最初からジョグペースで走るのも性分に合わないため、一応タイム目標を3時間30分切り
に設定してスタートしました。
これほどの強風が吹くベラザノナローブリッジは初めてで、とにかく早く渡り切りたい思いで自然にペースが上がって
しまいました。 その後も気持ち良いペースで走ってしまい10kmを47分34秒で通過。
それからペースを抑えたもののハーフ通過が1時間43分03秒。
後半のコースの方がタフのため、スプリットタイムが落ちるニューヨークで前半のオーバーペースは禁物です。
不安な展開となりつつも5分/kmペースを維持しながら後半戦へ。
15km過ぎからは脚の芯奥深くに蓄積した様な疲労感を感じながら走っていましたが、その状態でいよいよ最初の
難関であるクィーンズボローブリッジに入ります。 この長い上りでは全く脚に力が入らずピッチも落ちていきます。
下りと平地は少しだけペースを上げられるものの25kmまでの5kmラップはついに26分23秒まで落ち込みました。
ファーストアベニューの長い長い直線の先を見ると気力を失いそうになりますが、声援に助けられてブロンクスへ
渡る橋まで辿りつきました。 エイドステーションでのリフレッシュをきっかけに少しだけペースを上げてはまた落ちる
という繰り返しでようやく35km地点。 3時間30分のペース集団にパスされて暫く追走するも結局最後までペースを
戻すことができず3時間30分を大きく超えてフィニッシュ。
自身のコンディションがこの時期悪いことは分かっているものの、この数年満足できるレースができていないため
来年こそはニューヨークベストを狙える位にコンディションを整えて臨みたいと思います。
走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2014年ニューヨークシティマラソンツアーレポート
■日程:10/30(木)発 6日間・7日間
■発着地:東京、中部、大阪
今年は記念すべき10回目のニューヨークシティマラソンツアーの実施となりました。
今回は関東以外からのご参加者が多く、遠くは沖縄からもご参加いただきました。
成田空港でご集合の後、中部・伊丹発の方とはゲートにて合流いたしました。
初めての海外マラソン、初めてのニューヨークに少し不安なお一人参加の方もいらっしゃいましたが、
出発前にみなさんと顔合わせしておしゃべりも始まると自然に笑顔も見られ楽しく出発できた様でした。
全日空の直行便で定刻11:00に成田を出発、ニューヨークJFK空港には同日午前10:30に到着。
到着日のお天気は気持ち良い秋晴れ。最高気温は16℃程でしたが日向ではとても暖かく感じられました。
先ずはツアー専用バスにてEXPO会場へ直行いたしました。
今年からメインスポンサーが変わりイメージカラーも以前のオレンジからブルー系に。
従来の厳しい入場チェックは無くなり、ゼッケン受付カウンターまでスムーズに移動できました。
各自ゼッケンと参加記念Tシャツを受け取り、一旦集合して内容物の確認とご説明をいたしました。
その後1時間程フリータイムに。会場内にはオフィシャルグッズの販売エリアを始め100以上の出展ブースがあり
訪れた大勢のランナーでとても賑やかです。 到着日の木曜初日はそれでも比較的空いている方ですので
お買い物するにはこの日がおすすめです。
ゼッケン受け取り後、マンハッタン島の南端へ移動してワグナーパークより遠目ではありますが自由の女神を
見学しました。 その後少し時間がありましたのでニューヨークで最も人気のある観光スポットの一つ「チェルシー
マーケット」で遅めのランチとショッピングを楽しんでいただきました。
ホテルには午後4時過ぎに到着。 最もランナーに人気のあるニューヨークヒルトンはチェックイン混雑のピーク
ですが、毎年プリチェックインをしておりますので今回もお待たせすることなくみなさまを直ぐにお部屋へご案内
させていただきました。
翌朝、選手のみなさんはセントラルパークで調整ランを行い、走る添乗員® からレース後のながれをご説明いたし
ました。 この日のフリータイムはオプショナルツアーに参加されたり、地下鉄を利用して各自ニューヨーク観光を
楽しまれました。
大会前日の土曜日も1日フリータイム。 あいにくの雨天となってしまいましたが美術館に訪れたり、ショッピング
などで過ごされました。
夜、選手と応援の方にもおにぎり弁当をお渡しして、当日の集合時間等を再確認していただきました。
土曜日から気温が下がり始めレース当日はさらに寒くなり、しかも風が強くなる予報のため会場での防寒対策を
十分に準備される様に重ねてご案内しました。
大会当日早朝にホテルを出発、スタート会場となるスタッテン島へ大会オフィシャルバスにて向かいました。
スタート会場に到着後、会場のご案内をさせていただき記念撮影をして各ビブカラーに別れました。
今回は2つのカラーで上手くまとまりましたので、スタートまでの時間をおしゃべりしながら楽しく過ごせました。
(時折吹き付ける冷たい強風には参りましたが・・・)
当日の天気予報は晴れ、最高9℃最低4℃で、気温自体はニューヨークでは特別寒いということはありませんが
スタート待機からレース終了まで吹き続けた強風に相当参った方もいた様です。
第1ウェーブスタート時刻の1時間前頃から陽が差し始めて少し暖かさも感じられましたので、風さえなければ
好コンディションと言えたでしょう。
長い待ち時間も気が付けばスタート1時間前。 
みなさん整列場所へ移動し、いよいよ待ちに待ったニューヨークシティマラソンのスタート。
スタート直後に渡るベラザノナローブリッジの突風と寒さは恐らく他の大会でも経験したことないものだったと思います。
ご参加者ほとんどの方がからだを風に数回持っていかれたとのこと。
スタート直後からタフな条件でしたが、その後も待ち受ける難関にも屈せずご参加者全員は見事に完走されました。
目標タイムに届かなかった方や寒さで上手く走れなかった方など記録に満足された方はほとんどいませんでしたが、
みなさんの共通した感想はファイブボロー各地での熱い応援に感激したことでした。
レース中吹き続けた冷たい風がなければ、もう少し景色や応援も楽しみながら走れたことでしょう。
大会の夜は選手と応援の方全員そろって美味しいお酒とお食事をいただきながらレースの話で盛り上がりました。
翌日の月曜日に6日間コースのみなさんが帰国され、7日間コースの方はもう1日ニューヨーク観光を楽しまれ
帰国となりました。
今回も日本出発から帰国までみなさん和気あいあいと楽しいニューヨークシティマラソンツアーとなりました。
ハートフルマラソンツアーを通じて全国に新しいマラソン友達をつくり交流を広げ、みなさんの楽しいマラソン人生に
少しでもお役に立てることができれば嬉しいかぎりです。
2015年も15〜20名様の参加定員にとさせていただき、アットホームで楽しいニューヨークシティマラソンツアーを
企画実施いたします。
ニューヨークシティマラソンツアー11回目の企画・添乗となる 走る添乗員® がお世話いたしますので、
初海外マラソンの方でも安心してご参加ください。
■2014年ニューヨークシティマラソンツアーフォトメモリー
EXPO会場で集合記念写真
カウンターにてゼッケンの受け取り         ご自身の登録情報をチェック             オフィシャルグッズ販売エリアは選手で混雑
今年は晴れて自由の女神が良く見えました    チェルシーマーケットはハロウィン一色       人気のお店で早めにお土産も購入
セントラルパークでかるく調整ランをしました
大会当日、ホテル出発前に記念写真
オフィシャルバスの乗り場へ徒歩で移動      各国の選手と一緒にいざスタッテン島へ     沢山のバスが続々到着、会場入口へ大移動
ベラザノナローブリッジをバックに記念写真
各カラーに分かれて選手は待機           暖かいコーヒーやベーグルの食事もあります   みんなで待てば長くない!?
完走後セントラルパーク内を暫く歩いて出口へ  3時間30分位の完走者はとても大勢        大会特製のポンチョをもらってホテルへ
完走おめでとう!かんぱ〜い             完走メダルを持って応援の方も一緒に記念写真
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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