第11回目の開催となった石垣島マラソンは、昨年より150名程申込者が増え4,000名を超える中規模クラスの
大会へ成長してきました。
当社がマラソンツアーの企画を初めた第4回大会は2,000名に満たない規模で県外参加者も少なかったです。
その後訪れたマラソンブームの影響もあり県外参加者も着実に増加しています。
個人的には沖縄離島の素朴
な雰囲気が気に入っておりますが、県外参加の女性ランナーを意識した演出を入れて少しずつ大会の雰囲気も
変わってきた印象です。
今年も雨天の大会となりましたが、暖かった昨年とは異なり寒いレースとなってしまいました。
経験豊かなシリアスランナーにとっては問題が生ずる程のコンディションではありませんが、ビギナーランナー
特に女性ランナーには寒さとアップダウン、そして関門との厳しい戦いとなった様子です。
レース終盤に暫く競技場前で選手へ最後の声援を送っておりましたが、何とか運動公園に戻り競技場へと
向かう女性ランナーには華やかさは消え、憔悴し切った表情には悲壮感さえ感じてしまいました。
ファンランナーにとってフィニッシュした時に感動も沸かない程の疲労困憊では、レース中本当に楽しめたのだろう
かと大会実行委員でもないのに考えてしまいます。
ビギナーにとっては楽ではないコース、来年も大幅な変更はないと思いますので、それなりの練習を積んでぜひ
自然たっぷりの石垣島マラソンを楽しんでいただきたいと思います。
石垣新空港が開港され大会運営には多少影響が出ると思いますが、県外参加者の増加も見込まれそうです。
直行便の就航も増えて行きやすくなった石垣島のマラソン大会へぜひお出かけください。
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