今回で4回目の参加となりますが、昨年は故障悪化のため25kmでリタイア。
6月のレースで軽い捻挫をしてしまい、以降は痛みが消えずペースを上げた練習が全くできていない状態。
昨年のリベンジを果たしたい気持ちはありましたが、故障をこれ以上は長引かせたくないため、常に脚の状態を
気にしながらのレースとなりました。
目標は5分/kmベース走での完走。 脚筋力は落ちない様にトレーニングしていたため各故障部位の痛み次第では
最後まで行けるかなと言う程度の自信。 3時間完走目標の後方に整列してスタートしました。　
序盤から強い陽射しを受けて走ります。　気温が高めの前半はとにかくペースを抑えることに気を付けました。
10km通過が48:44で若干早めとなりましたが、その後調整してハーフ通過は1:44:24でほぼ予定通り。
しかしながら思った以上の暑さと小刻みなアップダウンのダメージが大きく余裕はあまりない状態でした。
変化に富んだコースは足首や膝への負担も大きかった様です。　ツーリストで賑わうマーケット手前の折り返し
（18km付近）を過ぎた頃、痛みからフォームのバランスが崩れてペースが徐々に落ちていきました。
公園の木々や建物の影では時折涼しい風もあり、気持ちを入れ直して少しペースを上げますが30km手前で
早くも3時間30分ペースの集団に追いつかれてしまいました。
1〜2kmは後方に付いて粘りましたが次第に離れていき我慢の残り10kmとなりました。
一番辛かった25〜30kmを走っている時は無理したことを正直少し後悔しました。
暫くして痛み止めが少し効いてきたことと曇天に変わったことでどん底ペースの状態から徐々に浮上。　
脚の疲労はさほど感じていなかったためペースアップして前行くランナーを1人づつ抜き返していきました。
結果的には目標に遠く及びませんでしたが、ラストをしっかり走れたことと何より完走できたことに満足できました。
ただ代償は大きく、また暫く練習はお休みしなければならなくなりました。
来年こそは良いコンディションで参加できる様に調整したいと思います。

今年も少人数となりましたが4年連続でのツアー催行となりました。
成田空港にご集合いただきフィンエアの直行便にてヘルシンキへ出発いたしました。
フライトは予定より早い到着となり、特に時間のかかるヘルシンキの入国審査も運よく30分余りで通過できました
のでホテルに早く到着することができました。 日本の様に強い陽射しはあるものの木陰では肌寒い位、
快晴で快適な天気だけで満足してしまいました。　チェックインの後、お散歩がてら街中までご案内いたしました。
この時期は夜9時過ぎまで明るいので、初日ながら街中の散策などみなさん元気に活動されてました。
翌朝は選手のみなさんでコース一部を実走して調整いたしました。
この日も快晴となりましたが朝はひんやりとしていて久しぶりに気持ち良いジョグができました。
午前中はトラムを利用して市内観光へご案内させていただき、午後のフリータイムは各自でお楽しみいただきました。
夕方ホテルで合流して会場にゼッケンを受取りに行きました。
無収益団体による大会運営のため規模は小さく派手な演出もありませんが、選手のサポート体制はしっかりと
考えられて、コース設定も変化あり景色良しの魅力的なもので私も毎年楽しみにしている大会です。
まだ2日目ながら街歩きし過ぎてすでに脚の重さを感じている方もいらっしゃいましたが、明日は楽しみますとの
前向きなお話しでしたので少し安心しました。
大会当日も晴れて暑くなりそうな天気ですが予報では夕方6時から降水確率50%以上で雷を伴う可能性もありました。
午後3時のスタートまで間延びしてしまい走るモードに切り替えるのはなかなか大変ですが、会場到着後は徐々に
緊張感がでてきた様子。　リラックスできる様にみなさんでストレッチ。その後各自アップをして整列いたしました。
雲が少しずつ広がってきたおかげでスタート整列時の熱い直射日光は免れましたが、20℃を超える気温でやはり
暑さは感じました。　雨雲が近づいてることで湿度は滞在中で一番高かったと思われます。
レース中の雷雨予報を気にしながらフルマラソンが午後3時にスタートしました。
コースは賑やかな街中やバルト海を望む湾沿いの道路を進みますが途中にはトレイルの様な未舗装を走ったり、
太鼓橋の様な急な上り降りが幾つもあったりと変化は絶えず飽きることはありません。
しかしながら全体通して小刻みなアップダウンが多く、また気温が高めの今回のレースでは楽しむ余裕が
無かった様でした。　湿度の影響で途中体調が思わしくなくリタイアされた方もいらっしゃいましたが、他の方は
予報通りの終盤の雷雨にもめげず見事完走されました。
夜の交流夕食会は他の大会とは異なり遅めの9時からスタート。
みなさん元気にご参加いただき11時過ぎまで美味しい食事とマラソン談義で楽しみました。
翌日のフリータイムはオプショナルツアーに参加されたり、ショッピングや街中散策で筋肉痛をほぐされた様です。
今回のヘルシンキマラソンツアーはレース夕刻時の雷雨を除き滞在中お天気に恵まれて観光も十分楽しめ
ご満足いただけた様です。
観光スポットやショッピングエリアなどがコンパクトにまとまっているヘルシンキシティは移動もしやすく、
応援のご家族も楽しめると思います。
来年は5月に開催日が変わりハーフなどの種目も追加となります。
2018年ヘルシンキマラソンツアーも走る添乗員が同行してお世話いたします。